体調管理

営業×お酒 飲み方を管理せよ

今回はアルコールについてお話していきます。

営業職は得意先と飲みに行ったり、同僚と飲みに行く機会が多いため

お酒との付き合い方についても考える必要があります。

営業はお酒が沢山飲めた方が有利だという考えで

これまで私は週5で飲み会に参加していました。

しかし、ある時気づきました。

今の時代、飲み会でお酒をたくさん飲んで気に入られるよりも

日常の業務で相手にメリットを届けたり悩みを解決する方が重要だと。

もちろん、お酒が沢山飲めることで

商談の場で話せない内容やプライベートな部分を話すこともでき

コミュニケーションを深められる点はあります。

ただし、仕事の側面で言うと飲み会で飲みすぎてしまい

その場で迷惑をかけてしまったり、次の日の二日酔いでパフォーマンスが下がり、

お客様にアプローチできなくなる方が数倍デメリットです。

私も飲みすぎてしまい朝起きて記憶がなく絶望し、二日酔いのせいで

アポを取ることや、売上を作る仕事をすることができず

自己嫌悪に陥ることを何百回も繰り返してきました。

飲み会に参加することは否定はしませんが、アルコールを極力取らないようにすることで

睡眠の質の向上、余計なカロリーを摂取しない、肌がキレイになる

次の日の二日酔いが避けられる等

メリットが大きいです。

いやいや、それは分かるけど

今まで付き合いは簡単には変えられないよ、、と思っているそこのあなた。

確かにその通りです。

お酒の席で相手の方が飲む場合、急にアルコールを控えると

物足りなく感じられることもたしかにありますが

ちょっとした工夫とコミュニケーションを取り方で

有益な飲み会にしつつ仕事への影響を最小限にすることができます。

何度もお酒で失敗を繰り返して解決策を探してきた私が

アルコールの飲む量を少なく抑えることができた方法をご紹介していきます。

飲み会のシーンが多い私でもできたことなので皆様も確実に実践できますので

是非取り入れて下さい。

最初の一杯はお酒で乾杯する

え?アルコール結局飲むの?と思われた方もいると思いますが

実はこれが非常に重要です。

お酒をこれまで飲んでいた人が

最初にソフトドリンクで乾杯しようとすると、ほぼ高確率で

え?どうしたの?飲まないの?と言われます。

これから飲み会を気持ちよく進めようとする中で

体質的に飲めない人以外がお酒を飲まない場合は楽しむ雰囲気に

水を差してしまう場合もあるので最初の一杯は

みんなで気持ち良くお酒で乾杯することがオススメです。

その後、2杯目以降はソフトドリンクを頼んでも

そこまで目立つこともなく注文ができるため

最初の一杯はお酒で乾杯を意識しましょう。

飲み会の前に○○を入れておく

飲酒前に必ず食べ物をお腹に入れておきましょう。

アルコールは主に肝臓で分解されますが、

分解しきれず体に残ったものが吸収され血中アルコール濃度が上がります。

この血中アルコール濃度を急激に上げないことが重要です。

胃に何もない状態だとアルコールの吸収が特に早い小腸に

アルコールがすぐに到達してしまうため酔うのが早くなります。

飲酒前に食べ物を胃に入れることで、アルコールも胃の中に留まり

小腸での吸収をゆるやかにすることができます。

お勧めの食材は油分を含むものです。

油分を含む食べ物を取るとコレシストキニンという消化管ホルモンが

胃の出口を閉める働きをし、アルコールが胃に留まる時間を長くすることが可能です。

私は飲み会前に必ずコンビニで

チーズを食べてから参加するようにしています。

チーズは油分も含んでおり、揚げ物よりもカロリーが低く、

手軽に摂取できるためお勧めです。

また飲み会の初めにオリーブオイルを含むカルパッチョやサラダを

食べることでアルコールの吸収スピードを穏やかにすることができます。

必ずチェイサーをはさむ

お酒一杯飲んだらチェイサーを挟みましょう。

チェイサーとはノンアルコールや低アルコール飲料のことです。

これをすることで血中アルコール濃度の急激な上昇を抑えることが可能です。

同じお酒の量を飲んでも次の日の残り方が大きく変わるため

絶対にチェイサーをはさんでください。

ただし、チェイサーを注文する場合は注意が必要です。

実体験で言うと、私の周りは大酒飲みが多いためチェイサーを単体で頼む場合、

「え?なんでソフトドリンクなの?」となることが多く悪目立ちして

逆に飲まされることが多かったです。。。

そのためお酒が減っている方の注文を聞き幹事役をしながら

自分のチェイサーも頼むことで悪目立ちすることを避けることができたため

こちらも参考にしてください。

お酒が入っていると思わせるくらい盛り上げる

これまでお酒を飲んでいた人が、お酒を飲まなくなると

一線を引いているような雰囲気が相手にも伝わりやすいです。

飲む時以上にこの場を楽しもうとする姿勢、参加度を高めることが必須です。

特に飲み会の後半に

酔いが回ってきた人との温度差が生まれやすいため特に意識してください。

これに失敗すると、「飲んだ方が楽しいし飲みなよ」という流れになり

結果いつも通り飲むことになります。

逆にこれができるとお互い気持ち良く過ごすことができ、

次の日もお酒が残ることなく仕事のパフォーマンスを上げることができます。

お酒を控える理由と飲み会以外の選択肢を作る

これはどちらかというと対社内や、友人と飲む場合が対象になります。

飲み会に誘われる頻度が多い方の場合は

断る理由や飲み会以外の選択肢を作ることが必要になります。

私も毎週のように同僚や友人、得意先から飲み会の誘いがあります。

自分の意思でお酒を控えると決めて断っていたのですが

断る理由や終業後にやることが決まっていなかった時は飲みの誘いに揺れ動き、

結果飲みに行くことも多かったです。

結婚している場合は家庭の事情を理由に断りやすいですが、

独身の場合は特に断る理由や他のやるべき選択肢を作ることが重要です。

ここが明確でない場合は相手に伝える時もなんとなく伝えてしまい印象を悪くします。

私の場合は親しい同僚、友人には終業後に

マーケティングを学んでいることや、ブログを書いていることを伝えているため

理解してもらえるようになりました。

また自分自身も明確な理由とやるべきことが決まっている場合、

断ったことによる後ろめたさもなくなり精神的にも良い影響があります。

こちらお酒だけでなく、

何かをやめるには何か別の選択肢を作る、もしくは始めるのがお勧めです。

2次会の参加を控える

私はこれまで2次会に数百回参加してきましたが、

2次会での会話を覚えていることは少なく

酔っている人も増えて生産性の高い会話になることは少ない印象です。

そのため2次会で何か明確な目的を持たない場合は参加しない方が良いです。

明確な理由の例を挙げると

1次会で得意先のキーマンや仕事ができる先輩、上司とあまり話せなかった場合や

普段会えない社内外の人とコミュニケーションを少しでも深めたい場合です。

なんとなくみんな参加しているから、、、と惰性で

参加するのは時間と体力の無駄です。

結果、遅くまでだらだらと飲んでしまい

終電を逃してタクシーで帰ったり、締めのラーメンを食べて余計なカロリーを取ったり

睡眠の質・時間も減り翌日のパフォーマンスが下がります。

参加する場合は明確な理由を持ち有意義なものにしましょう。

飲み会の翌朝には〇〇を摂取する

最後に、飲み会に参加した後の対処法をご紹介します。

もし二日酔いやお酒残っているなと感じたら

オレンジジュース等の果物系の飲みものを飲むことがお勧めです。

果物に含まれる果糖はアルコールの分解を早めることができますし、

低血糖と脱水症状の解消が可能です。

手軽にコンビニや自動販売機でも買えるためお勧めです。

本当に辛い二日酔いの場合は

何も口に入れたくない気持ちになりますが、

回復が遅くなるため極力水分と糖質を取るように心がけましょう。

以上です。

今回の内容を取り入れることでアルコールの影響を抑えることができ

翌日も最高の状態で活動することができます。

必ず知識として身に着け、実践してください。