営業マンの第一印象は商談結果にも影響します。
特に新規の営業では初めて会った時の印象で
相手のイメージや評価が決まりその後の話の聞き入れ方が変わります。
だからこそ
見た目にこだわることには大きな意味があります。
そして営業としてブランディングにも繋がります。
本記事では、「営業のプロ」として、
ふさわしい見た目になっているかどうかのチェック項目を出しつつ、
すぐに実践できる売れる営業の見た目のルールをご紹介していきます。
スーツ、シャツは身体に合ったものを
営業が毎日着るスーツやシャツで
最も重要と言えるのはサイズ感です。
どんなに良い素材やブランドものであってもサイズ感を間違えると
格好悪く、だらしない印象になります。
着丈、袖丈、肩幅、胸周り、胴回りそれぞれ基本があります。
ただし全部覚える必要はないです。
こだわりのある方や上級者の方はそれぞれカスタムすれば良いですが、
それ以外の方は必ず店員さんに相談し、
自分に合うサイズ感をプロに選んでもらってください。
私の場合は仕事に対しての投資は惜しまないと決めているため
全てオーダーメイドのスーツ、シャツで着回しをしています。
実際にそのスーツを着てお客様にお会いすると
プロにサイズを見てもらいサイズも調整してもらっていることから
だらしない印象を与えることはまずないですし、
自信を持ってお客様と商談できます。
全部オーダーにしろとは言いませんが、
今だと安くオーダーメイドスーツを作れるようにもなっているため、
最低1着は勝負スーツ、戦闘服として自分の体にピッタリ合ったスーツを持ちましょう。
また以下の項目をチェックして一つでも該当するものがあれば改善をお勧めします。
□シワになっていないか
□丈感やサイズ感が合っているか
□襟・袖が汚くなっていないか
□毎日同じスーツを着ていないか
□商談時にポケットに財布や携帯を入れていないか
体のケアも怠るな
体のケアも清潔感に直結するため非常に重要です。
清潔感のない営業はせっかくお時間いただいた相手に
不快な印象を与えてしまう可能性があります。そして女性にもモテません。
体のケアは意識するだけで簡単に改善が可能なため
以下のチェック項目を全て商談前に確認しましょう。
□髪型がボサボサになっていないか
□目やになどが付いていないか
□眉毛も整っているか
□鼻毛が出ていないか
□唇がカサカサではないか
□口臭や体臭が臭くないか
□爪が汚くないか
□歯は清潔か
初対面で上記チェック項目がケアされていない場合
お客様はその部分が気になり話が入ってこなくなります。
事前準備をしっかりして完璧な提案をしても、
仮に鼻毛が出ていたら
提案内容ではなくそこに意識がいき、凄く残念な印象になります。
必ず事前に確認してから商談に挑みましょう。
靴は常に綺麗に
私は2ヶ月に1回1,500円で
プロに靴を磨いてもらうのですが、靴が新品のようにピカピカになります。
靴ってそんなに大事なの?
そこにお金をかける意味がある?
と思う方もいるかもしれません。
ただ、実はお客様に1番気づかれる要素でもあります。
なかなかスーツや髪型を初対面で
お客様から自分の身なり何か言われることされることはないですが、
靴を綺麗にしていると「靴綺麗なのさすがですね」と
お褒めの言葉をいただくことが多いです。
また過去にお客様から
靴が綺麗なのが素晴らしいね。
靴が汚い営業はだらしなく見えるし、なんか信用できないんだよね
と言われたこともあります。
これは極端な例ではありますが、
たった1500円で靴を磨くだけでここまで差が生まれるなら安いものです。
週1で磨くことができる人は自分で磨き
面倒な方は一度プロにお願いして、そこからは汚れが目立つときにだけ
キレイな布に軽く水吹きかけて拭くだけでOKです。
靴は常に綺麗に保ちましょう。
小物にもこだわれ
商談で使う小物にもこだわりたいところです。
私はお客様から紙でお申込みをいただくことがあるため
お客様の大切な書類の記入をサポートするボールペンやバインダーには
こだわりを持っています。
少しでも気持ち良くお申込みのサポートができるように書きやすさや、
お客様にどんな気持ちになって欲しいかによってブランドを選んでいます。
例えば、自分が高価格のブランドものを購入してサインをする時に
100円前後で売っているボールペンを渡されたらどんな気持ちになるでしょうか
どこか残念な気持ちになりますし、
接客や営業した人こそが
会社の代表であり、ブランドの象徴のためその価値も下げてしまいます。
逆にサインする時に高級感のあるボールペンや、書きやすいボールペンを渡されたら
さすがだなという印象にもなりますし、
ブランドものを買う高揚感を感じていただけるかと思います。
神は細部(ディテール)に宿るとは上手く言ったものです。
せっかく購入を決めていただいたお客様に
最後まで気持ち良く終えていただくためにも
小物にはこだわりましょう。
最後にチェック項目を記載しますので
確認してみてください。
□名刺入れや鞄がボロボロでないか
□名刺入れにこれまでの名刺がパンパンじゃないか
□簡易的なボールペンを使用していないか
□バインダーが簡素すぎないか
□鞄の中身は整理されているか
以上、営業の見た目のマナーをチェック項目とセットで
ご説明しました。
全てチェック項目をクリアできるまで見直しをしてください。